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2016年07月13日

町長の資質。

WWFジャパンより、正式な返答メールの掲載許可をもらいましたので、公表しますね
WWFジャパンからのメール


・・・・・・・・・

【本文抜粋】
ご連絡をありがとうございます。
WWFジャパン プレス担当の○○と申します。
●●様はじめ地元の皆様のご心労のほど、重ねて拝察申し上げます。

本件に関する当方の声明については、
新聞各紙でも公表されているとおりで、見解としては報道の内容と変わりません。

声明の本文は、当会の公式サイト上でも公開しております。
http://www.wwf.or.jp/activities/2016/07/1322906.html

こちらの内容にもあります通り、
・WWFジャパンはRCL社からいっさい直接の説明と連絡を受けていない
・WWFジャパンが連携している事実はない
・WWFアメリカは、RCL社とパートナーシップを結んでいるが、龍郷町での開発については事前の説明を受けておらず、関与もしていない

この3点については、明確になっております。

よって、添付いただいた資料にある環境教育プログラム等についても、
現時点では実施の予定はありません。

また、WWFアメリカが、WWFジャパンに断りなく、
日本でこうした取り組みを実施するということもあり得ません。

本件については、まだ計画の詳細が明らかになっていない上、
外部のその他関係者が先走った可能性等も考えられ、
どこまでがRCL社の真意なのか、私どもも測りかねております。

このため、現時点では反対か賛成か含め、これ以上のことは申し上げられませんが、
まずはWWFアメリカを通じた事実確認を優先したいと考えております。

・・・・・・・・・・・

これが、正式なWWFジャパンからの回答であり、事実です。

徳田町長へ
情報源の”地元の推進派業者”にウソを吹き込まれていますよ。
この計画で利益がある業者が出す情報を鵜呑みにせず、自ら情報源をしっかり確認しましょう。
そして、自らの利益のために町長を騙そうとする業者を信じ切る徳田町長の言動を見させられる龍郷町民が、どういう気持ちで町長を見ているかしっかり考えてみてください。


ーーーーーーーーーーーーーーー
≪以下、7/12掲載した文≫

そろそろ、これまで黙っていた方々も、声を上げるべき状況かもしれません。

龍郷湾を守る会インターネット署名サイトに行く


7/12奄美新聞の記事、徳田町長への申入書提出の記事にこのような内容がありました。
徳田町長は、昨日の記者からのインタビュー中、WWFジャパン側が”連携の事実ない”と正式に声明を出した件について
『地元の計画推進関係者から“(WWFの)米国本部とは連携は取れており、契約も交わしている”との報告があった。WWF内部で確認が取れていないようだ』
と答えたそうです。

奄美新聞記事

まずWWFが正式に表明した情報より、地元の計画推進関係者の発言を鵜呑みにするって、皆さん理解できますか?
確かにRCL社とWWFは提携関係にあります。
しかし今回の計画については連携していないから、WWFがわざわざ声明を出したのです。


もうひとつ、7/10の朝日新聞(鹿児島版)にロイヤルカリビアン社側のコメントとして、”奄美の計画について、WWFのどのオフィスにも連携を頼んでいない。我々の説明がそのような印象を与えたとしたら遺憾だ”とRCL社自ら回答していますが・・・

これはとても大きな問題ですから、徳田町長も自らの知恵と情報処理能力をフル活用なさったのだと察しています。
それで出た結論が、
(採用)地元の計画推進関係者
(不採用)WWFの正式コメント
(不採用)RCL社のコメント

です。
地元の計画推進関係者と、特別何かあるのでしょうか?
すいません、やや感情的なコメントを書いてしまいました。。。

龍郷湾を守る会インターネット署名サイトに行く

  


Posted by 龍郷湾を守る会 at 06:00Comments(2)町の情報WWF

2016年07月12日

インターネット署名速報!

さきほどからすさまじい勢いでインターネット署名が伸びています!
8,000くらいから一気に26,000突き抜けました!(23時現在)



安倍首相がクルーズ船について言及したからなのかな?・・・と思ったら。
http://jp.reuters.com/article/japan-abe-economy-idJPKCN0ZR0JM(ロイター)
19時:私たちの賛同者からの情報で、TBSや毎日放送の全国ニュースで取り上げられた事がわかりました!
これで皆さんの目に留まったのですね。
私も見たかった・・・


とにかく、署名ありがとうございます!!icon06
龍郷湾を守る会インターネット署名サイトに行く
  


Posted by 龍郷湾を守る会 at 18:31Comments(5)署名活動

2016年07月11日

町長に会いに行きました。

本日10時、龍郷町役場にて町長に対し、本計画を推進しないよう求める申入書を提出してきました。
ブログに非公開で激励のコメント寄せていただいた方々、本当にありがとうございます。

内容を一部公表します。

Ⅰ 趣 旨
龍郷湾を守る会は、ロイヤルカリビアン社の龍郷町芦徳における寄港地及びテーマパーク建設、ならびに巨大クルーズ船による寄港計画を推進しないよう申入をいたします。
Ⅱ 理 由
龍郷湾における巨大クルーズ船寄港地建設計画に、以下の理由から反対します。
1.現在も漁業、観光業者、住民が利用している海域だからです。
2.龍郷町の誇りである、手つかずの自然を守りたいからです。
3.ロイヤルカリビアン社が極めて不誠実な企業だからです。


3.で言及したのですが、RCL社が”WWFと連携してこの計画についても環境保護活動をしている”ことをにおわせる発言をしてきたこと、それに対しWWFが正式に否定したことを、町として重く受け止めてほしいところです。
町側も騙されていたわけですが、企業のセールストークを鵜呑みにして検証を怠ったことは、完全に町の落ち度です。

知事選で4期目を狙った伊藤知事が破れたことには、この問題にも少なからず影響が出てくると思います。
選挙に言及することについて『この問題とは別だ』ということもよく聞きます。
しかし、選挙とはそういうもの。
いっぽうで『普段はあそこを支持しているんだけど、この件に関しては嫌』という方もいます。
なので、現職が破れたからどうだということは、これ以上私たちは言わないようにします。

新聞、TV等のメディアの方々もたくさん取材に来てくれて、まだこんな計画があると知らない方々へのアピールになると嬉しいです。
会長はカメラが近くて疲れたようですが 笑


署名については開始してから一週間もたっていないことからまだまだ継続しますので、シェア・拡散よろしくお願いしますね。
署名は集めますが『署名提出する前に、白紙撤回になっちゃったねー』と言えることが一番の終結だと思います。

龍郷湾を守る会インターネット署名サイトに行く
手書き署名用紙がサムネイルからダウンロードすると画質が落ちてしまう方がいるようです。
ここからPDFを拾ってくださいね。

”署名用紙の知事変わっちゃった問題”はこれから検討します。  


Posted by 龍郷湾を守る会 at 13:58Comments(3)町の情報新聞・TV等活動報告

2016年07月10日

町長に申入書を届けに行きます。

推進派、反対派双方が見ているこのブログ。
そして知事選の結果が出る、非常に微妙な今晩。

あえてお伝えしますね。


あしたの7/11(月)の10時、龍郷湾を守る会として龍郷町役場に申入書を届けに行きます。
『住民や町、WWFにウソをついてまで計画を実行しようとするロイヤルカリビアン社は、今後どのようなことを言ってきたところで信用できないので、町としてこの計画を白紙撤回してください』という内容です。


お時間ある方はぜひ龍郷町役場にお越しください。

龍郷湾を守る会インターネット署名サイトへ行く

ロイヤルカリビアン社は、WWFと連携して環境問題に取り組んでいると明確に住民に対し発言・文書にて示してきたにも関わらず、2016/7/6にWWFジャパンが正式にこれを否定しました。
加えてロイヤルカリビアン社が、芦徳住民有志HP上に掲載していた当該発言の明記された資料を“著作権に関わる”としてコッソリ取り下げさせています(芦徳集落住民有志HP・活性化委員会議事録より)。
WWFと訴訟問題になった時の対策でしょうけど、みんな聞いてますから。

そして朝日新聞の取材に対し、ロイヤルカリビアン社は『どのWWFにも依頼していない。我々の説明がそのような印象を与えたとしたら遺憾だ』としらばっくれています。


5月の芦徳住民説明会に出てから、ずっと引っかかっていたことがあります。
”66億出すよ”と言っている企業のわりに、プレゼンがずさん過ぎなのです。
日本人相手に説明するのに、英語の資料を出してくる。
副社長が熱望したはずなのにしょっちゅうあくびをしている、常に上から目線の発言をする(何か欲しいものがあるなら作ってあげるから言ってとか、変化を怖がってはいけないとか)。
RCL社の地図上に記載された何となくわかるけど謎のレストラン、”ダイブボックスとんかつ”、”インペリアルシルク(豆腐)”、”スピーディーな餃子”、”寺の石(鉄板焼き)”、これは解らなかった”ファイヤーモンキー寺のスイング”などもずさんです。


そして6月末の説明会でも新規の内容は出てこず、同じ内容を繰り返すのみ。

おそらくアメリカ本国ではこんなずさんな計画、訴訟が怖くてやれないでしょう。
龍郷町は、完全になめられていると思います。


龍郷町推進派町長/町議&推進派企業と、ロイヤルカリビアン社の熱量の違いでしょうか。

今が引き際です。
『騙された。こんな企業とは組めないから撤回する』と言ってくれたら、もう責めません。
2018年の世界自然遺産に向けて動いているはずの龍郷町、これがすでに世界的な話題になりつつあることに気づいてください。

町長の賢明な判断を願っています。


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Posted by 龍郷湾を守る会 at 15:18Comments(3)その他の情報WWF活動告知

2016年07月10日

アマミホシゾラフグ

さて、近況報告です。
6日前に開設したfacebookページのリーチが全ての記事合計で約450,000になりました。
龍郷湾を守る会のブログが、"しーまブログ”のなかでずっと1位になっています。
正しい情報拡散ができたのが、この一週間の大きな成果でした。
推進派だった方の中に、恐ろしいことに手を貸してしまっていることに気づいてくれた方もいます。
知ることは本当に大事です。
change.orgでのインターネット署名が5,400件。
順調に伸びていますがまだまだ足りないので、シェア・拡散お願いしますね!

また、午後には大事な発表をする予定なので、夕方くらいにみなさんまたアクセスお願いしますface02
ちょっとこれから遊びに行ってくるので・・・icon142

さて、ネガティブ情報ばかりだと気持ちまでネガティブになってしまうので、可愛い生き物を紹介します。

アマミホシゾラフグですicon12
って私も良く知らないけど、”精巧なサークルをつくるフグ”ってことは知っています。



【アマミホシゾラフグ】
Torquigener albomaculosus Matsuura, 2014
特徴:
このフグの雄(全長12cm)は、水深25mの海底の砂地にミステリーサークルと呼ばれる直径2mもある産卵巣を作ります。
産卵巣には同心円状の溝があり、円の縁には二重の土手のような構造があります。
このように、巨大で複雑な構造をもつ産卵巣を作る魚類は知られていませんでした。
分布域:
アマミホシゾラフグは、奄美大島の南岸で発見されました。
奄美大島の南岸とその対岸にある加計呂麻島の北岸、そして奄美大島北部に分布しています。

2012年に『ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜』のロケに同行した、国立科学博物館の松浦啓一氏が新種登録。
また、ニューヨーク州立大学の国際生物種探査研究所が選ぶ”新種トップ10”に、年間18,000種ほど登録される新種の中から2015年アマミホシゾラフグが選ばれました。


奄美大島の南部地域では調査がなされているそうですが、北部地域では『いるとの情報は得ているが、きちんと調査はしていない』と松浦さんが言っていました(実は最近、新種登録者の松浦さんと直接メールでやりとりしたんですicon12
『芦徳周辺で撮影されたものや、ログに残っているデータは貴重な資料になる』とのことでしたよ。

そういえば近所のおっちゃんが『昔は浜から泳いですぐのとこにあったこともある。海の中に落書きするのは誰かって思った』とも言ってました。
奄美の自然保護の専門家が言うには『新種登録されて間もないのでレッドデータブックにも載っていないし環境省のデータにも載ってない』とのこと。
アマミノクロウサギに匹敵するくらい貴重な生き物、アマミホシゾラフグ。


環境省笠利周辺海域の生物多様性
http://www.env.go.jp/nature/biodic/kaiyo-hozen/kaiiki/engan/14602.html


最後にまたクルーズ船の話が出てきちゃいますが、このアマミホシゾラフグの生息地のど真ん中に桟橋を作るそうです・・・
龍郷湾を守る会インターネット署名サイトに行く

国立博物館
奄美大島の海底にミステリーサークルを作るフグ「アマミホシゾラフグ」
が世界の新種トップ10(2015年)に選ばれました↓
https://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/56184.pdf  


Posted by 龍郷湾を守る会 at 06:04Comments(0)その他の情報

2016年07月09日

漁協の男気。

今回のロイヤルカリビアンのクルーズ船問題で、男を上げた団体があります。

奄美漁業共同組合です!icon45




6/28のりゅうゆう館での住民説明会には漁協関係者の方も多数参加していました。
ロイヤルカリビアン社の新規情報の無い説明はもちろんですが、住民の発言時間なのに長々と持論をぶつわりに核心部の情報を出さない態度をしっかり見てくれたのでしょう。

その後組合として龍郷町に対して
”正式に反対を表明”
してくれました。

最初っから海を売らない姿勢にかっこよさを感じます。

また、不明な点が多すぎるとのことで龍郷町に役員や組合員向けの説明会を要請しています。
交渉するわけじゃなくて、『お前ら何しに来たんだ!』的なことでしょう。

奄美漁業協同組合HP↓
http://amami-fish.jimdo.com/

お問い合わせでメールが送れます。
推進派の圧力もあるかもなので、激励コメント送ってもいいかもしれません。
そしてお魚を買いましょうね。


  


Posted by 龍郷湾を守る会 at 06:26Comments(0)その他の情報

2016年07月08日

手書きの署名にご協力ください!

多くの方から、
『お店に署名用紙を置きたい』
『職場のみんなに署名用紙を回したい』
という、ありがたいメッセージをいただきました。
本当にありがとうございます!


少しずつの署名でも、集まれば大きな力になります。
気持ちをカタチにしていきましょうface02



↓画像ですが、署名用紙データを載せておきます。↓


サムネイルなのでいちどクリックしてから右クリック、”名前を付けて画像を保存”、それから印刷でお願いしますね。
もしくはPDFで。

病院やお店、ダイビングショップ、ホテルや民宿等のお客様用など、ネット使わない人の回覧用に印刷して活用お願いします。

署名しやすい方の特徴は、
・奄美が好き、自然が好きのみんな
・故郷を壊されたくない島出身の島外居住者
・今よりさらにきれいな海だったことを知っているお年寄り
・これからの奄美の主人公の子供
 (未成年は氏名の前に年齢記載をお願いします)
・移住者(今が好きで来てますから)
・建設業界にシガラミが無いヒト
・病院(受入れ機関になったら大変ですよ)
・観光業(日本人観光客が来なくなりますよ)
などなど。

●集まった署名の回収方法
・奄美大島・カケロマ・与路/請なら管理者(私)が取りに行ったり、郵送してもらう
・島外は郵送してもらう
詳しくはあらためて発表します。

●期限に関してもあらためて発表しますので、よろしくお願いします!
なにぶん素人がやっていることなので、不明な点が多く申し訳ありません。

わからないこと、聞きたいことがあればメッセージでお願いしますね。
(投稿時は非公開になっていますので安心してください。そのまま非公開希望でしたら公開しません)

龍郷湾を守る会インターネット署名サイトへ行く

推進派の方へ。
『中国人観光客増加でインバウンドが・・・』と皮算用している方もいると思います。
自分の業態を見つめなおし、メリット/デメリットを時間軸も含めて総合的に俯瞰で見ると、ほとんどの業態でデメリットが勝ると思います。
建設業でさえ、真ん中にいる業者は儲かるでしょうが、下請けは無理して安く受注すればその後むしろ苦しくなります。
店舗も大がかりなことをするには投資が必要ですが、思い切って大量消費型に転換した後、見込んでいた客が来なくなったら。

実際に2013年に長崎ハウステンボスの子会社HTBクルーズの上海航路”オーシャンローズ”で起こったことです。
長崎県も港湾整備で投資し上海航路ができましたが、日中関係が緊張状態になるとホントに客がゼロになりました。
HTBクルーズも県も投資分を回収できずに億単位の赤字を抱えたという結末。
他人事ではありません。

地道に、量より質を高めましょう。
そしたらあなたの商売は成功すると思います!face01
  


Posted by 龍郷湾を守る会 at 09:26Comments(2)署名活動

2016年07月07日

RCL、本計画ではWWFと連携していなかった!

ついにロイヤルカリビアン社のボロがでました。

WWFが今回の計画でのRCL社との連携を否定。
”自然や社会環境への悪影響も懸念している”と声明を出しました。


WWFジャパンからの正式な声明文のリンク

あらためてRCLの文面を見ると、すでに連携しているようにも取れるし、これから連携しますともとれます。
ずるい文面ですね。
たぶん、言い訳してくるでしょう。。
でもアウトです。

こういうやり方をする企業って、信用してよいのでしょうか?
ふつう、手を切りますよね。徳田町長さん!
勝ち馬に乗ろうとした皆さん。
今が引く時ですよ!

そんなうまい話なんて無いってことです。


引き続き、署名と拡散よろしくお願いしますね!

南海日日新聞記事
RCL社との連携否定/WWFジャパン声明


龍郷湾を守る会インターネット署名サイトへ行く



  


Posted by 龍郷湾を守る会 at 07:21Comments(0)WWF

2016年07月06日

インターネットでの署名

龍郷湾を守る会では、インターネット上の署名サイトでの
”米国ロイヤルカリビアン社が龍郷湾に計画している巨大クルーズ船寄港地建設に反対し、鹿児島県がこの計画に関する申請を許可しないことを求める署名”
を開始しました。

自分の心で決める。

龍郷湾を守る会インターネット署名サイトへ行く

署名する理由は
”単純に嫌””
ちょっとよくわかんないから待ってほしい”

で構わないです。
奄美に住んでいる人、奄美出身で今は内地にいる方、観光で訪れる方などなど。
いまの奄美におおむね満足しているのに”他者を犠牲にして甘い汁を吸おうとする者”の利益のために、奄美をかき乱されるのを我慢することなんて無いじゃないですか?

あなたの署名には大きな力があります。
今その力を使いましょう!


龍郷湾を守る会インターネット署名サイトへGO!

●巨大クルーズ船寄港地建設に反対の方でSNSを使っている方はまず署名して、ぜひこの記事をシェア・拡散してください。とにかく署名数が必要です!

●迷っている方、巨大クルーズ船が来てしまってから『こんなはずじゃなかった』では遅いですよ。
とりあえず署名お願いします。

●推進派の皆さま。7~10万トン級のクルーズ船は名瀬港に着岸できますので、そこへ誘致してください。
環境負荷も最小限に抑えられ雇用促進にもつながります。
それでもいいかなと思えたら、署名お願いします。

仕事、支持政党、信仰などの関係で、『ホントは嫌なんだけど、仕方ないし…』と思っているそこのあなた!
本当の友人が間違ったことをしそうなとき、見過ごしますか?『オレお前のこと好きだけど、それは違うと思うよ』と伝えますよね。
いろんなシガラミはありますが、ダメなときは言ってあげるのが、後に後悔しないためにも大事なことだと思います。

龍郷湾を守る会インターネット署名サイトへ行く

【署名したってバレない?】
インターネット署名サイトでは、氏名、メールアドレス、郵便番号を記入するとそれだけで署名でき非常にかんたんです。
ここで集まった署名は県知事あてに提出しますが、それ以外の目的で個人情報を使用することは固く禁じられています。
誰かにバレるなんてことは絶対にありえませんので、安心して署名してください。

【署名はどう利用するの?】
署名の数を利用した動きとして、反対署名の数(個人情報は除いて数字だけにします)を国内外のマスコミに発信し、”この計画が嫌っていう人がたくさんいるのに推進したがるのは、なにか裏があるんじゃないの?”と広めてもらいます。


今週末の県知事選挙は間に合いませんが、8月にある龍郷町議選にしっかりインパクトを与える数が必要です。
推進派町議も一枚岩ではないとの情報があります。
町議選挙が近づくにつれ、推進反対両方の票が欲しくなって彼らの動きは鈍ります。
町議選そのものでは意思表明できない可能性もありますので、今はっきり反対しておくことが重要です(立候補者が推進派ばかりだと反対を基準に選ぶことができなくなります!)。

龍郷湾を守る会インターネット署名サイトへ行く!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【私たち“龍郷湾を守る会”は、龍郷湾における巨大クルーズ船寄港地建設計画に以下の理由から反対します】


1.龍郷湾の誇りである、手つかずの自然を守るためです。
奄美大島は国立公園の指定、そして世界自然遺産の登録を目指しています。
地域住民は日常生活の中に自然を感じ、観光で訪れる方は手つかずの自然に感動を覚えます。
建設予定地には“2015年世界の新種トップ10”に選定されたアマミホシゾラフグのミステリーサークルも発見されており、極めて貴重な海域です。

2.現在も住民が利用している海域だからです。
龍郷湾は現在もダイビング、シーカヤック、ウインドサーフィン等のマリンスポーツが盛んです。
建設予定地には漁協の“サンゴ育成場”“モズクの藻場養成場”があり、現に漁業者が使用している場所です。このような場所で自然環境を破壊する計画はもってのほかです。

3.周辺住民(芦徳・赤尾木等)への対応が極めて不誠実だからです。
周辺住民への説明もせず議員団と龍郷町が賛成表明をするなど、決して許されるものではありません。
  


Posted by 龍郷湾を守る会 at 20:39Comments(11)署名活動

2016年07月06日

龍郷町の情報とその課題・その3

急ですが今日の17時半から、龍郷町赤尾木の笠利と赤木名にわかれる大きなT字路に”クルーズ船寄港反対”の横断幕を設置します。
マスコミ各社が取材に来てくれるので、奄美大島在住の方で時間のある方はぜひ来てくださいね!
(写真写りたくない方は申し出れば配慮してくれますよ)
興味ありそうな方にもお知らせください!

赤尾木のT字路交差点


龍郷湾を守る会インターネット署名サイトへ行く


龍郷町の情報と、クルーズ船が寄港した場合考えられること・その3

確証はないけれども、考えられることを書きました。
『そりゃないでしょ』っていうのも含まれているかもしれませんが、小さなリスクも考えておく必要があると思います。
”想定外”っていう言葉を使わなくて済むように。



【自然環境】
全てにおいて、クルーズ船寄港により“これまでより自然環境が良くなる”ことは無いです。
RCL社は『配慮している』というが、あくまでも“22万トンの船にしては”で規模がデカいです。
クルーズ船の高さは、海抜約30mのネイティブシーの倍以上あるんですよ!


●海への影響
・海流・地形の変化
・水質への影響
・汚染物質の漂着
・海洋生物への影響
・景観の悪化
・地元利用の制限(航路内、半島周辺)
350m以上の桟橋に340mの超大型船という人工物がこれまでの水の流れをさえぎる。
81500馬力のエンジンの推力での離着岸と航行は、海底(砂地です)を浸食する。
公海上では廃棄物を海洋投棄するので、黒潮に乗って必ず漂着する。
海水温度の変化で生物相が変わる。
規模が大きすぎて漁業水産物への影響が未知数。

●陸上への影響
・赤土流出
・景観の悪化
・地元利用の制限
浜に多量の赤土が流出(防止策をとっても不可避)。
中国客向けのアミューズメントパークとなり、住民説明会では地元民の利用も“検討する”との表現。

●大気への影響
・排気ガス
・騒音
・振動
風向きにより各集落に排気ガスが流入(寄港中発電用エンジンを止めることは無い)。
エンジンや船内BGM、アミューズメントパークからの騒音。集落内の車の通行量増加による騒音。
寄港中継続する、超大型エンジンによる低周波振動は非常に不快で体調を崩す人もいる。


【地元住民・奄美大島への影響】
・海・陸の地元利用の制限
・生活環境の変化
・集落行事の崩壊
・犯罪増加
・交通渋滞
・物価上昇/食材入手困難
賛成派VS反対派の構図により近所づきあいが困難になり、一緒に行事を行うことができなくなる。
5~6千人分の“地元の食材”を提供、資源枯渇の可能性、価格高騰。
移動には数十台のバスが必要。
地元産物の需要・供給バランスの崩壊。
価格上乗せによる乗船客優先の食料需給となり、住民は地元産物入手困難に。

ニューヨークの中国街。かれらは地元など関係なくこの雰囲気に作り替えます。
・中国人の急増
・チャイナタウン化
・中国語への対応
・中国人のマナー問題
・通貨
・中国・内地企業の参入
集落生活領域内や観光地に中国人が多量に流入。
中国系企業の進出により、中国人の労働者のため中国語メインのコミュニティが形成。
島内のどのくらいの住民が中国語できる?
内地でも中国語を話せる日本人の獲得争いが激しく、日本語を話せない中国人が移住。
奄美が好きで来たわけでない中国人労働移住者のモラルが心配。
人民元、銀聯(ぎんれん)カードへの対応が必要。
島内企業が対応できないスピードと規模で島外企業は参入してくる。
中国系企業による海外拠点化、不動産の買い占めがおこる。

・就業による移住者増加
・これまでの移住者流出
・日本人観光客の減少
奄美の魅力<収入源としての移住者が増加。
現在の魅力低減により奄美に住む意味がなくなるため、島外へ流出。
中国化した島を避け、沖縄や海外に旅行先変更。
中国人の観光地のイメージ定着、奄美のブランド力低下。

・大型店舗の参入
・集落商店の倒産
・開発激化
・地価高騰、土地バブル
人口増により島外から参入
大型店舗の参入によって集落商店は客減少、不採算となり廃業。
移住者の居住区、観光地化による乱開発。さらなる自然破壊。
内地企業や中国資本による不動産買いあさり(沖縄県・北海道の前例あり)
住民はマイホームを買えなくなる(所得変わらず物価上昇で貧困化)。


私は、こちらの方が好きです。






  


Posted by 龍郷湾を守る会 at 11:03Comments(5)RCL情報新聞・TV等活動告知